<咳・痰>
感冒や気管支炎などの上気道感染による咳は長くても8週間以内に消失します。概ね初期治療がきちんとなされていれば、4週間以内に消失します。したがって4週間以上続くような長引く咳・痰は感染症以外の咳を考慮して診断と治療にあたる必要があります。また長引く咳でなくとも睡眠障害を起こすほどの咳、血痰、喫煙者に生じた咳・痰は早期に検査を受ける必要があります。当院では問診・診察・胸部レントゲン写真・肺機能検査・必要に応じてアレルギー検査(血液)や痰の検査を実施して総合的に診断を行います。特に長引く咳については、1回の受診のみで診断がつかないことも多く、薬を内服・吸入した効果をみて判断する「治療的診断」も行います。胸部CT検査や気管支鏡検査を実施したほうが良い場合には検査のできる施設に紹介します。
<息切れや呼吸困難感>
気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)が原因となる主な呼吸器疾患です。ガイドラインに基づいた診断と治療を実施し、支障のない日常生活が送れることを治療目標とします。喫煙者には禁煙が重要となりますので、
禁煙指導(保険診療可)も実施いたします。血液中の酸素が少ない患者さん(慢性呼吸不全)には自宅で酸素吸入を行う在宅酸素療法も行えます。その場合、呼吸機能障害手帳を作成して医療費の負担を軽減あるいは免除するように申請書を作成致します。また、通院困難な呼吸不全の患者さんには、介護保険制度を利用した居宅療養管理指導(往診医療)を検討いたします。
<呼吸器感染症>
一般的によくある呼吸器感染症は気管支炎・肺炎です。市販の感冒薬を内服しても解熱せず、咳・痰が続くような場合には早期に診断して、適切な抗菌薬治療を行う必要があります。当院では専門医による適切な治療をガイドラインに従って実施し早期治癒をめざします。
<睡眠時の無呼吸やいびき>
ベッドパートナーによる無呼吸・いびきの指摘や眠気のために日常生活や仕事に支障のでる方はご相談ください。当院と連携している福島生協病院(広島市西区)で検査予約を行い、私が検査結果を判断し適切な指導・治療をいたします。